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添加剤のマーケット情報をお届け致します。
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| ○ |
プラスチックスは熱や光を受けたり、酸素と接することによって劣化する。例えば、電気的性質の低下や外観の変化(着色など)を引き起こす。特に紫外線は400nmの波長で約70kcal/mol、250nmで約110kcal/molと大きなエネルギーを持っているため、直接ポリマーに作用して結合を破壊し、さらに酸素存在下では酸化劣化が促進する。これを防ぐ目的で紫外線吸収剤や光安定剤(HALS)が添加されている。 |
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| 区分 |
種類と特徴 |
紫外線吸収剤 (UVA) |
UVA:Ultra Violet Absorber |
| ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリシレート系、シアノアクリルレート系、ニッケル系、トリアジン系等の種類がある。 |
| 紫外線吸収剤は有害な紫外線を吸収し、プラスチックスの長期耐候性、安定性を向上させるために使用される。特に、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤は、吸収範囲が紫外線の全領域にわたり、吸収能力が最も優れている。 |
ヒンダードアミン系光安定剤 (HALS) |
HALS:Himdered Amine Light Stabilizer |
| HALSは、紫外線による劣化を防止し、プラスチックスの耐候性を向上させる。HALS自体は紫外線をほとんど吸収しないが、紫外線エネルギーによって生じる有害なフリーラジカル(過激分子)を捕捉することで安定化につながっている。またHALSは紫外線吸収剤との併用が可能であり、相乗効果が得られ耐光性が向上する。 |
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| ■光安定剤の市場規模推移(2004〜2009年:国内販売ベース) |
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| 区分/年次 |
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2004 実績 |
2005 見込 |
2006 予測 |
2007 予測 |
2008 予測 |
2009 予測 |
紫外線吸収剤 (ベンゾトリアゾール系) |
数量 |
1,600 |
1,610 |
1,620 |
1,630 |
1,640 |
1,650 |
| 前年比 |
― |
100.6 |
100.6 |
100.6 |
100.6 |
100.6 |
光安定剤 (HALS) |
数量 |
1,950 |
2,000 |
2,050 |
2,100 |
2,200 |
2,260 |
| 前年比 |
― |
102.6 |
102.5 |
102.4 |
104.8 |
102.7 |
合 計 |
数量 |
3,550 |
3,610 |
3,670 |
3,730 |
3,840 |
3,910 |
| 前年比 |
― |
101.7 |
101.7 |
101.6 |
102.9 |
101.8 |
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| ○ |
2004年の紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系)と光安定剤(HALS)を合計した国内販売量は3,550tであり、金額では76億円である。両市場の販売数量比率は、45対55でHALSが少し上回っている。販売金額では紫外線吸収剤(同)が40億円、HALSは36億円となり4億円紫外線吸収剤(同)の方が多い。 |
| ○ |
紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系)市場の伸長率は2005年以降はほぼ横這いと予見される。一方、HALS市場は前年比2.4〜4.8%増の伸び率で拡大推移を予測している。 |
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| ■参入企業とメーカーシェア(2004年国内販売数量ベース) |
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| 企業名 |
数量(t) |
ウェイト(%) |
| チバ・スペシャルティ・ケミカルズ |
600 |
37.5 |
| 城北化学工業 |
500 |
31.3 |
| 白石カルシウム(シプロ化成) |
200 |
12.5 |
| 共同薬品 |
100 |
6.3 |
| その他 |
200 |
12.5 |
合 計 |
1,600 |
100.0 |
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| ○ |
上記の数表は、紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系)市場のシェアを示す。 |
| ○ |
チバ・スペシャルティ・ケミカルズと城北化学工業の上位2社が市場の7割弱を占めている。その他のメーカーは、グレートレイクスケミカル、ケミプロ化成、旭電化工業、エーピーアイコーポレーション等が参入している。 |
| ○ |
グレートレイクスケミカルは、添加剤の総合的グローバルサプライヤーである。同社は、ベンゾトリアゾール単体ではなく、数成分の紫外線吸収剤をブレンドするタイプに注力しており、ブレンド品比率は10%を超えている。特に、ブレンドタイプから一歩進め、飛散性の低いペレット状の製品をラインアップした。 |
| 【ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)】 |
| ○ |
一方、HALS市場では、チバ・スペシャルティ・ケミカルズがトップメーカーであり、三共ライフテック、グレートレイクスケミカル、旭電化工業などが参入している。 |
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| ■紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系)の添加対象樹脂別販売構成比(2004年数量ベース) |
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| 添加対象樹脂名 |
販売数量(t) |
構成比(%) |
| PP |
600 |
37.4 |
| ABS |
300 |
18.8 |
| PE |
200 |
12.5 |
| PC |
200 |
12.5 |
| PVC |
100 |
6.3 |
| その他 |
200 |
12.5 |
合 計 |
1,600 |
100.0 |
|
| 出所:富士経済 |
| ○ |
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の添加対象樹脂の中では、PPに最も多く供給されている。その用途先は建材分野、雑貨、自動車分野における部品・成形品に使用されている。PP向けには自動車需要が好調なため販売数量が伸びている。 |
| ○ |
ABS向けも耐候性向上のために、当該紫外線吸収剤の採用が増えている。 |
| ○ |
今後、PCを始めとするPOM、ウレタン樹脂などの高機能樹脂への添加が更に広がっていく。 |
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【ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)】 |
| ○ |
一方、HALS市場では、PPを中心としたオレフィン系樹脂が約77%と高いウェイトを占める。その他の樹脂にはPOM、PAといった汎用エンプラに供給されている。 |
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| ■光安定剤(HALS)の用途構成(2004年数量ベース) |
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| 用途 |
販売数量(t) |
構成比(%) |
| 自動車部品 |
1,400 |
71.8 |
| 家電・OA部品 |
300 |
15.4 |
| 農業用ポリエチレンフィルム |
150 |
7.7 |
| その他 |
100 |
5.1 |
| 合 計 |
1,950 |
100.0 |
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|
| ○ |
自動車部品、家電・OA部品向けでは耐候性を高めるニーズが大きい。HALSの用途先の中では自動車部品向けが高く、全体の71.8%を占めている。 |
| ○ |
HALSは耐候性の向上のほか、ブリードアウト(塗膜中に均一に分散している添加剤が、表面に浮き出てくる現象)を防ぐといった機能があるため、農業用ポリエチレンフィルムにも採用されている。 |
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| |
【ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤】 |
| ○ |
高分子型のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤は、PC、POM、PBT、PAなどのエンプラ向けに需要が増えている。エンプラでは、熱などの加工条件が厳しく、耐熱性に対する要求があるため、高分子型のベンゾトリアゾールが使用される。 |
| ○ |
高温加工条件下で、ガス化を防ぐ低揮散性グレードが各社において製品化されている。 |
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【ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)】 |
| ○ |
製品のグレード開発は、ユーザーの要望やメーカーの用途開発のターゲットに対応し常に行われている。 |
| ○ |
既存グレードである「サノール770」(三共ライフテック)、「チヌビン944」(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)など、各社の代表的な商品を中心とした販売展開が今後も予想される。 |
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| |
| ○ |
熱可塑性樹脂、熱可燃性ゴム、合成ゴム等のポリマーは、製造時・加工時・使用時に熱、光、酸素、重金属イオン、機械的剪断力、オゾン、NOxガス等により、物性低下や外観不良等、様々な劣化が生じる。酸化防止剤は、特に熱による劣化を防止する為に採用されている。 |
| ○ |
プラスチック中で生成したラジカル(過激分子)は、空気中の酸素と反応してペルオキシラジカルとなり、このまま放置すると樹脂から水素を引き抜き新たなラジカルを生成し、プラスチックの劣化が進行する。この劣化を防止する為にラジカル補捉剤がプラスチックに添加される。 |
| ○ |
プラスチック用の酸化防止剤にはラジカル補捉剤(1次剤)と過酸化物分解剤(2次剤)があり、1次剤にはフェノール系酸化防止剤、2次剤にはリン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤が挙げられる。 |
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| 種類 |
特徴 |
フェノール系
(1次剤) |
フェノール系は着色が少なくプラスチック向けに使用され、水素を供給し自らは安定なフェノキシラジカルとなり、ラジカル連鎖反応を停止し酸化防止剤として機能する。
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リン系
(2次剤) |
反応速度はイオウ系酸化防止剤より速く、フェノール系酸化防止剤と併用してプラスチックの加工安定性や色調改良の役割を果たす。 |
イオウ系
(2次剤) |
2価のイオウ原子がROOHから酸素を引き抜きROHにし、自身も安定化する。プラスチックの耐熱性を改良する場合にフェノール系酸化防止剤と併用して使用される。 |
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| ■酸化防止剤の市場規模推移(2004〜2009年:国内需要ベース) |
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| 種類/年次 |
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2004 実績 |
2005 見込 |
2006 予測 |
2007 予測 |
2008 予測 |
2009 予測 |
| フェノール系 |
数量 |
7,300 |
7,400 |
7,500 |
7,600 |
7,700 |
7,800 |
| 前年比 |
|
101.4 |
101.4 |
101.3 |
101.3 |
101.3 |
| リン系 |
数量 |
3,800 |
3,900 |
4,000 |
4,100 |
4,200 |
4,300 |
| 前年比 |
|
102.6 |
102.6 |
102.5 |
102.4 |
102.4 |
| イオウ系 |
数量 |
1,200 |
1,210 |
1,220 |
1,230 |
1,240 |
1,250 |
| 前年比 |
|
100.8 |
100.8 |
100.8 |
100.8 |
100.8 |
| 合 計 |
数量 |
12,300 |
12,510 |
12,720 |
12,930 |
13,140 |
13,350 |
| 前年比 |
|
101.7 |
101.7 |
101.7 |
101.6 |
101.6 |
|
|
| ○ |
2004年のフェノール系・リン系・イオウ系を合計した酸化防止剤の国内販売量は12,300tであり、金額では約98億円の規模である。そして2009年市場は約101億円(2004年比1.03倍)に推移すると予測される。 |
| ○ |
フェノール系・リン系・イオウ系の市場伸長率はそれぞれ小さいながらも、2005年以降プラス成長で推移するトレンドが見られる。 |
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| ■参入企業とメーカーシェア(2004年:国内市場/数量ベース) |
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| 企業名 |
数量(t) |
ウェイト(%) |
| チバ・スペシャルティ・ケミカルズ |
4,000 |
32.5 |
| 旭電化工業 |
2,800 |
22.8 |
| エーピーアイコーポレーション |
2,350 |
19.1 |
| 住友化学 |
1,040 |
8.5 |
| その他 |
2,110 |
17.2 |
| 合 計 |
12,300 |
100.0 |
|
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 |
|
| ○ |
上記の表は、フェノール系・リン系・イオウ系の合計値に対するシェアである。 |
| |
|
| 【全体市場】 |
| ○ |
酸化防止剤の全体市場の中で 「IRGANOX1010」(通称テンテン)や「IRGANOX1076」という製品を扱っているチバ・スペシャルティ・ケミカルズがトップシェア(32.5%)を占めている。 |
| ○ |
次いで旭電化工業が22.8%、エーピーアイコーポレーションが19.1%、住友化学が8.5%と続く。 |
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|
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| 【フェノール系酸化防止剤】 |
| ○ |
フェノール系酸化防止剤市場では、競合他社に先行して製品を上市したチバ・スペシャルティ・ケミカルズが首位をキープしている。 |
| 【リン系酸化防止剤】 |
| ○ |
旭電化工業はリン酸エステル系化学品に強く、リン系酸化防止剤ではトップシェアを占める。 |
| ○ |
リン系酸化防止剤はフェノール系と併用して使用されることが多いが、住友化学はフェノール系酸化防止剤との併用ではなく、単独使用も可能なグレードで差別化を図っている。 |
| 【イオウ系酸化防止剤】 |
| ○ |
イオウ系酸化防止剤は輸送中に劣化し易いこともあり、汎用グレードのDLTDP、DMTDP、DSTDPを扱っているエーピーアイコーポレーション、住友化学等が上位に位置している。尚、イオウ系は優れた耐熱性と安全性を有し根強い需要がある。 |
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| ■酸化防止剤の添加対象樹脂別需要構成(2004年:数量ベース) |
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| 種類/適用樹脂 |
(単位:t、%) |
| PP |
PE |
ABS |
その他 |
合計 |
| フェノール系 |
5,000 |
500 |
600 |
1,200 |
7,300 |
| リン系 |
3,000 |
800 |
0 |
0 |
3,800 |
| イオウ系 |
400 |
0 |
600 |
200 |
1,200 |
| 合 計 |
8,400 |
1,300 |
1,200 |
1,400 |
12,300 |
| 構成比 |
68.3 |
10.6 |
9.8 |
11.3 |
100.0 |
|
|
|
| ○ |
添加対象樹脂に対する酸化防止剤の需要量は上記の通りである。 |
| ○ |
酸化防止剤はPP、ABSには通常1,000〜1,500ppm、PEには300〜500ppm添加される。 |
| ○ |
PP樹脂の需要自体が大きいこともあり、酸化防止剤の添加対象樹脂の中ではPPが68.3%と最も高添加な供給先となっている。 |
| ○ |
フェノール系酸化防止剤の添加対象樹脂は、PP向けが5,000t(68.5%)と最も多い。PP樹脂自体の需要が伸びているため、PP樹脂向けのウェイトが高まっている。 |
| ○ |
リン系酸化防止剤の添加対象樹脂もPPの割合が高く、約8割を占める。 |
| ○ |
イオウ系酸化防止剤の添加対象樹脂はABSが多く、その構成比はABS50.0%、PP33.3%、その他が16.7%である。 |
|
|
|
| ○ |
酸化防止剤の使用する目的は熱安定性、加工安定性、耐久性向上が主体であり、添加対象樹脂用途はPP、PEを中心としたポリオレフィン系樹脂向けがメインである。この需要傾向は今後も同様に続いていく。 |
| ○ |
主用途のPP、PEを始めとした汎用樹脂の国内需要は既に成熟化しており、今後の酸化防止剤市場は微増の見通しである。 |
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|
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|
 |
|
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 |
|
|
樹脂製品に多様化・高機能化が求められている樹脂添加剤市場
| ○ |
現在、樹脂製品の応用先は家電・自動車・電気電子部品、建材、工業機械部品、食品・容器包装雑貨等、様々な分野に及んでいる。それぞれの樹脂製品には高い機能と多様性が求められ、より高度な製品開発や新たな機能・性能を引き出すために、ほとんどの樹脂材料には添加剤が配合されている。 |
| ○ |
さらには、環境問題に対応して、原材料の人体に及ぼす影響等を配慮しなければならない。環境ホルモン問題に関しては、可塑剤、難燃剤、安定剤等の安全性について厳しく注目されたこともあり、環境配慮型の製品が開発され市場に浸透している。近年、樹脂添加剤は、急速な変化を遂げており、特に環境問題をより重要視しながら、樹脂製品には多様化と高機能化が求められている。 |
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| ■樹脂添加剤の市場規模推移と販売構成比(国内需要ベース) |
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|
| ●添加剤の種類別販売金額と伸長率 |
(単位:百万円、%) |
| 添加剤の種類 |
2002年 |
2004年 |
伸長率 2004/02 |
樹脂に対する主な効果 |
| 可塑剤 |
43,600 |
52,600 |
120.6 |
軟質化 |
| 難燃剤 |
27,800 |
31,600 |
113.7 |
難燃性 |
| 安定剤 |
22,200 |
22,900 |
103.2 |
熱安定性 |
| ガラス繊維 |
14,100 |
15,400 |
109.2 |
剛性補強 |
| 滑剤 |
12,200 |
12,300 |
100.8 |
加工性改良 |
| 耐衝撃強化剤 |
11,900 |
13,500 |
113.4 |
耐衝撃強化性、耐候性 |
| 酸化防止剤 |
9,500 |
9,800 |
103.2 |
耐熱性 |
| 光安定剤 |
7,800 |
7,600 |
97.4 |
耐熱性 |
| 帯電防止剤 |
7,600 |
7,700 |
101.3 |
帯電防止 |
| ※その他 |
15,800 |
16,500 |
104.4 |
|
| 合 計 |
172,500 |
189,900 |
110.1 |
|
|
|
※その他には、発泡剤、抗菌・防カビ剤、導電性フィラー、防曇剤、架橋剤、透明核剤が含まれる。
| ○ |
2004年の添加剤市場は1,900億円であり、2002年対比10.1%増で市場拡大している。特に、可塑剤、難燃剤、耐衝撃強化剤の高い伸長率が注目される。 |
| ○ |
フタル酸系の可塑剤は、ダイオキシンや環境ホルモン問題が解消され市場環境が好転している。 |
| ○ |
難燃剤は、電気・電子部品の需要回復により需要が徐々に増加している。また、原料高を背景に製品価格は上昇傾向にある。 |
| ○ |
安定剤は、特に中国では、2008年の北京オリンピックや2010年の上海万博に向けて公共投資が旺盛であること、日欧のような鉛に対する法規制がないため、市場規模が拡大している。 |
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| 添加剤の種類 |
販売金額(百万円) |
ウェイト(%) |
| 可塑剤 |
52,600 |
27.7 |
| 難燃剤 |
31,600 |
16.6 |
| 安定剤 |
22,900 |
12.1 |
| ガラス繊維 |
15,400 |
8.1 |
| 滑剤 |
12,300 |
6.5 |
| 耐衝撃強化剤 |
13,500 |
7.1 |
| 酸化防止剤 |
9,800 |
5.2 |
| 光安定剤 |
7,700 |
4.1 |
| 帯電防止剤 |
7,600 |
4.0 |
| その他 |
16,500 |
8.7 |
| 合 計 |
189,900 |
100.0 |
|
|
 |
|
| ○ |
上位3種類(可塑剤、難燃剤、安定剤)の添加剤を合計すると56.4%となり、その他添加剤は4〜8%のウェイトで構成されている。 |
| ○ |
今後、可塑剤、難燃剤をはじめ、耐衝撃強化剤、酸化防止剤、光安定剤、導電性フィラーの成長が予測されている。 |
|
| ■添加剤の需要量と需要傾向(国内需要ベース:2004年) |
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|
| 添加対象樹脂等 |
添加剤需要量(t) |
ウェイト(%) |
| PVC |
446,300 |
63.4 |
| PP |
21,400 |
3.0 |
| ABS |
18,700 |
2.7 |
| PS |
17,500 |
2.5 |
| PE |
16,400 |
2.3 |
| エポキシ樹脂 |
18,000 |
2.6 |
| ウレタン |
4,000 |
0.6 |
| PA |
24,900 |
3.5 |
| PBT |
17,200 |
2.4 |
| PC、PC/ABS |
11,400 |
1.6 |
| m-PPE |
6,600 |
0.9 |
| ゴム |
2,200 |
0.3 |
| その他 |
99,400 |
14.2 |
| 合 計 |
704,000 |
100.0 |
|
|
 |
|
| ● |
添加対象樹脂に対する添加剤の需要傾向 |
| ○ |
添加剤は圧倒的にPVC向けに供給されていることが明らかになった。国内需要量の6割を超えており、主に可塑剤(需要先は壁紙・床材、電線被覆等)、難燃剤、安定剤が使用されている。 |
| ○ |
また、PPには酸化防止剤(熱、光、酸素等による成形品の劣化を防ぐ)、ガラス繊維、帯電防止剤(容器・包装材料、ICトレー向け等)が添加されている。 |
| ○ |
PEには、難燃剤が極めて多く使用され、次いで発泡剤、滑剤、酸化防止剤、帯電防止剤が続く。 |
| ○ |
エポキシ樹脂、ウレタン向けには、難燃剤が主に占めている。 |
| ○ |
エンプラ(PA、PBT、PC及びPC/ABS)向けにはガラス繊維が中心であり、他には難燃剤の添加が多い。また、m-PPE向けは難燃剤が多い。 |
| ○ |
PVC、PE、ゴム、PPには発泡剤が使用されており、発泡体を成形するためには不可欠な添加剤である。 |
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